かわち野第11集
あとがき
綴り方と話し方のクラブ アイ・マイ・ミー
~「生きるって 素晴らしい!」を実感できる講座~
代表 重里 睦子
最後までお読みいただきありがとうございました。
今号も各々の過去の出来事や感じたことなどを、それぞれ綴りました。
平均年齢79歳のメンバーたちの中には、身体の不調、目や耳の衰えを訴える人も出てまいりました。しかし、エッセイを書く意欲に変わりはありません。原稿提出と読み合わせにより互いを益々元気づけています。
そんなメンバーたちを讃えるため、今年度より、作品の内容が優秀(MVP賞)、出席率が高い(皆勤賞)、作品提出数が多い(最多提出賞)などを選び表彰しようとの提案がありました。きっと励みとなることでしょう。
話は変わりまして、
この度、松本 恭子様(96歳)は、今号の掲載を最後に、〝アイ・マイ・ミー〟をご卒業になります。ご事情は今号の作品内容の通りです。
これまでの松本様の作品をつなぎ合わせると、松本様の人生の奥深い道のりが表出されてまいります。生きることの素晴らしさが伝わってまいります。そして、今後も尚、胸膨らませ希望を抱き、東京在住のご令嬢の近くの施設へ入所なさいます。ご自分の人生、その素晴らしい脚本をご自分の思いのままに演出し、歩んでこられたように思います。きっと充実感を味わっていらっしゃることでしょう。
長い間の〝アイ・マイ・ミー〟在籍を心よりお礼申し上げます。
また、昨年(令和6年6月)、黒江 良子様が、 Reライフ文学賞 短編部門 最終選考に 入選されました。
作品タイトル 「春キャベツ」
おめでとうございます。メンバーへの力強い励みとなります。
二〇二五年六月吉日