小さな町のバス通り

第三集

かわち野

かわち野第三集 小さな町のバス通り 黒江 良子  昭和三十年から四十年頃、大阪南部の小さな町の想い出話である。その頃は、私にとって昭和の昭和らしい時期であった。 バス通りを挟んで、古くて歴史のある楯原神社を中心に初詣、夏祭り、秋祭りと人々の...