第八集 かわち野 かわち野第八集 彼岸花 徳重 三恵 俳句を学ぶようになって、そこそこの年月になる。「多くを詠んで多くを捨てる」が俳句の鉄則なのだが、近頃は捨てる句ばかりしか詠めていない。四季それぞれに美しく咲く花を見ては詠んだりしているが、胸を張ってこの... 第八集