第八集 かわち野 かわち野第八集 最後のライン 岩井 節子 買い物の途中にそのラインに気づいた。アンさんからのラインを開くと、「放射線の治療に入ってまだ三日目なのに食欲もなくきついです」とある。 アンさんは、子どもが小学生の頃から三十年来の友人である。彼女... 第八集